ゴム市況＝総じて続伸、上海ゴムの反転や産地相場の反発を好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                 ＲＳＳ３　　　　　   　　             ＴＳＲ２０
   2024/04　　　  2024/09　  　 2025/03          2024/04        2025/03
　334.5  + 4.2   326.2  + 5.0  320.9  + 3.7     248.0   0.0　  250.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　5月限  　14,595　+　25　　（午後３時15分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて続伸。寄り付きでは、上海夜間安を嫌気して、水準を大き
く引き下げる限月が目立った。ただ、中盤以降は、日中取引の上海ゴムが地合いを引き
締めたことや、産地相場が反発に転じたことを受けて、買いが先行した。ＴＳＲ２０は
出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比３．４円安〜６．０円高。活発限月の９月限は、
同５．０円高の３２６．２円、期先２５年３月限は、同３．７円高の３２０．９円、総
出来高は１２３７枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。
【タイオファーが下げ止まる】
　今日のタイオファー価格（ＦＯＢ）は反発となっている。タイ南部の天然ゴム主要積
み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は前日比同０．３３バーツ高の９１．３８バー
ツ（約３７９．２３円）が提示されている。１９日の９８．４９バーツを高値に、７日
営業日連続で下落していたが、８営業日ぶりに上昇した。
　これを受けて、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号も、中盤からは買いが先行する展開となった。
上海ゴム、シンガポールゴムもこれに呼応し、水準を引き上げている。ＪＰＸゴムＲＳ
Ｓ３号は投げが一巡したとみられることから、相場が軽くなっている。産地相場が再び
地合いを引き締めるようなら、戻りを試す展開となりそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず。ＴＳＲ２０は総じて買いが先行し、１．
５セント安〜２．５セント高となっている。

　上海ゴムは総じて堅調。中心限月の５月限は、夜間取引では売りが先行し、前日比１
５０元安の１万４４２０元で夜間取引を終えた。だが、日中取引に入ると、ジリジリと
水準を引き上げ、終盤にはプラスサイドに転じた。

MINKABU PRESS

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