ゴム市況＝総じて続伸、日中取引の上海ゴムが上げ幅拡大

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                 ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
   2024/04　　   2024/09　  　 2025/03          2024/04        2025/03
　338.3  + 3.8  328.6  + 2.4  324.1  + 3.1     248.0   0.0　  250.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　　　9月限  　14,670　+　180　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて続伸。寄り付きでは、上海夜間は小高く推移したものの、
夜間取引から売りの流れを引き継ぎ、軟調に推移する限月が目立った。ただ、売り一巡
後は買いがやや優勢となった。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが上げ幅を拡大した
ことを受けて、地合いを引き締めた。終盤は、小動きとなった。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比５．０円安〜１０．４円高。活発限月の９月限
は、同２．４円高の３２８．６円、期先２５年３月限は、同３．１円高の３２４．０
円、総出来高は１２８７枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。
【タイオファーが９１バーツ台で下げ止まるか】
　今日のタイオファー価格（ＦＯＢ）は小反落となっている。タイ南部の天然ゴム主要
積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は前日比同０．１６バーツ安の９１．２２バ
ーツ（約３７８．５７円）が提示されている。２７日に９１．０５バーツまで下落後
は、９１バーツ台が提示されている。
　１９日の９８．４９バーツを高値に、７営業日連続で下落したが、９１バーツ台で下
げ渋りをみせている。すでにウィンタリング（落葉期＝減産期）は織り込んでいるとみ
られ、この価格帯で下げ止まるなら、目先、オファー価格が再び引き上げられる可能性
がありそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、グッド・フライデー（聖金曜日）のため休場。

　上海ゴムは買い先行。中心限月の５月限は、夜間取引では小高く推移し、前日比３０
元高の１万４５２０元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、買いが先行し、一時
１万４７２５元まで水準をひきあげた。

MINKABU PRESS

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