前週は80ドル台前半で底固く推移した。引き続き地政学リスクの支援が強く、押し 目買い優勢の展開になっている。ウクライナはロシアに対するドローン攻撃を強化して おり、ロシア石油関連施設が攻撃を受けるリスクが警戒されている。中東情勢も引き続 き不安定であり、期近限月を中心とした堅調地合が維持されている。また、需給環境に 対しても一定の信頼感がみられ、80ドル台定着が進んだ。 今週も押し目買い優勢の展開になろう。急伸地合が求められる値位置ではないが、地 政学リスクの支援が続く見通し。特にロシアの石油関連施設が改めて攻撃を受けるよう な事態になると、85ドルを上抜く可能性も浮上する。中東情勢に関しても引き続き原 油相場を下支えしよう。4月3日には石油輸出国機構(OPEC)プラスの合同閣僚監 視委員会(JMMC)が開催されるが、政策調整の動きなどは想定されていない。80ドル台 前半をコアに、若干の上振れリスクを想定したい。 予想レンジは80.00〜85.50ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。