ゴム午前=総じて軟調、日中取引で上海ゴムが売り先行

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて軟調。寄り付きでは、上海夜間高となったものの、夜間取
引での上げ幅が大きかったことから、小幅ながら上げ幅を削る限月が目立った。中盤に
入ると、日中取引の上海ゴムが軟化したことから売りが先行し、総じてマイナスサイド
に振れている。TSR20は出来ず。

 午前11時38分現在のRSS3号は前営業日比2.0円安〜0.2円高。活発限月
の9月限は同0.4円安の324.7円、期先3月限は出来ず、推定出来高は474枚
(前日夜間取引含む)。

【戻り場面は終了か】
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢となっている。活発限月の9月限は、3
月26日から4日連続陽線となり、直近の急落の反動となっていた。だが、3月29日
から330円超で戻りを叩かれるようになると、昨日は実体の長い陰線を付け、戻り場
面にヒビが入っている。
 現状、まとまった売りは出ていない。ただ、320円を割り込むようようなら、3月
26日の安値313.2円を目指した値動きとなりそうだ。同水準も下抜くと、3月8
日からの急騰場面のスタートとなった300円が視野に入る。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が10月限のみ約定し、0.7セント安。TSR2
0は、売りが優勢となり、1.3〜1.0セント安となっている。

 上海ゴムは総じて軟調。午前11時05分現在、指標限月の2024年9月限は、前
営業日比変わらずの1万4650元で推移している。

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