[ワンポイント・テクニカル]ドル建て金現物

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 4月4日のドル建て金現物相場は反落。米新規失業保険申請件数の増加などを受けて
史上最高値を更新したが、利食い売りなどが出て上げ一服となった。
 3月の米雇用統計の発表を控えてドル安が一服した。また米ミネアポリス地区連銀の
カシュカリ総裁が「インフレ率が横ばいで推移し続けるなら、利下げを行う必要がある
のか疑問視される」と述べたことも上値を抑える要因である。ただ米連邦準備理事会
(FRB)の利下げ見通しを受けて金ETF(上場投信)に投資資金が戻っており、現
物が出てこなければ押し目を買われるとみられる。
抵抗線    2304.13ドル(2024年 4月 4日高値)
支持線    1999.85ドル(200日移動平均線)
       1985.32ドル(2024年 2月14日安値)
       1973.25ドル(2023年12月13日安値)
       1810.53ドル(2023年10月 6日安値)
       1806.30ドル(2023年 2月28日安値)
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