ゴム市況=下落、上海ゴムの上げ幅縮小や産地安を映す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                 RSS3                     TSR20
   2024/04     2024/09     2025/03          2024/05        2025/04
 345.0  - 0.3  327.7  - 5.3  325.0   0.0      254.0   0.0   256.0   0.0
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    上海ゴム  9月限   15,020  + 20 (午後3時10分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は、下落。序盤は、上海夜間は堅調に推移したものの、これに対する
反応は薄く、盛り上がりを欠く商いの中、まとまった売りが出てことから、軟調に推移
した。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが上げ幅を縮小させたことや産地安を背景に売
り優勢となり、下げ幅を拡大させる限月が目立った。TSR20は出来ず。

 大引けのRSS3号は、前営業日比5.3円安〜変わらず。活発限月の9月限は、同
5.3円安の327.7円、期先25年3月限は、同変わらずの325.0円、総出来
高は1177枚。TSR20は全限が同変わらず。

【産地相場は続落】
 今日のタイオファー価格(FOB)は続落となっている。タイ南部の天然ゴム主要積
み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は前日比同0.48バーツ安の91.67バー
ツ(約382.27円)が提示されている。
 4月1日に91.09バーツまで下落後、93〜94バーツ台での取引が中心となっ
ていたが、昨日、今日は水準を引き下げ、91バーツ台に下落してきた。91バーツ割
れとなれば、オファー価格の下落が加速する可能性もありそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ハリラヤプアサ(イスラム教の祝日)のため休場。

 上海ゴムは総じて小高い。中心限月の9月限は、夜間取引では買い優勢で推移し、前
日比75元高の1万5075元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、やや上値が重
くなり、終盤は上げ幅を縮小させた。

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