プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となった。パ
ラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが107〜117円高、プラチナミニ
が57.5〜108.5円高、プラチナスポットが135円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万3839枚、プラチナミニが
1065枚、プラチナスポットが7394枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米PPIの伸び鈍化や金堅調が支援】
 プラチナは米生産者物価指数(PPI)の伸び鈍化や金堅調が支援要因になった。3
月の米PPIは前月比0.2%上昇と、2月の0.6%上昇から伸びが鈍化した。米連
邦準備理事会(FRB)の7月の利下げ開始の見方が強まった。ただ9月の利下げ開始
の見方が強く、プラチナの上値は限られた。
 プラチナ先限は2015年1月以来の高値4877円を付けた。ニューヨーク高が支
援要因になった。円相場は1ドル=153円台前半で円安が一服した。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の983.10ドルから、金急伸につれ
高となった。
 午前11時現在、プラチナは989.02ドル、パラジウムが1055.60ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが964.80ドル、パラジウムが
1055.81ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。