NY原油市況=反発、ヒズボラの大規模攻撃で一時緊迫感強まるも失速

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/05     85.60       87.67       85.24       85.66        + 0.64
  2024/06     85.00       86.97       84.67       85.08        + 0.63
  2024/07     84.31       86.16       84.01       84.40        + 0.63
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              919,495             1,791,946    ( + 18,979)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/05     268.51    + 2.53
                            2024/06     268.46    + 2.22
         改質ガソリン       2024/05     280.29    + 2.88
                            2024/06     277.61    + 2.76
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.63〜0.64ドル高。その他の限月は0.46〜0.63ドル高。
 シリアのイラン大使館を空爆したイスラエルに対するイランの報復攻撃を待つなか
で、一時的に買いが強まったものの、高値から押し戻されて引けた。レバノンの親イラ
ンの武装組織ヒズボラがイスラエル北部に向けて大規模なミサイル攻撃を実施し、対イ
スラエル報復の狼煙かと思われたが、ヒズボラの動きにその他の武装組織やイランが続
くことはなく、瞬間的に高まった緊迫感が後退し高値から離れた。
 クウェートやカタールなど一部の国は、国内の米軍に対してイラン攻撃のために基地
や領空を利用しないよう要求したもよう。中立性を維持するためとみられている。ま
た、中東各国やその他の国々は自国民に対してイランやイスラエルからすぐに退去する
よう要請している。
 一方、米国など西側のメディアがイランによるイスラエル攻撃が迫っていると声高に
緊迫感を煽っているなかで、イランが拙速に攻撃を開始しないとみられていることは重
し。シリアのイラン大使館空爆をはじめ、イランが挑発されていることは明らかだが、
挑発の延長線上に対イスラエルの報復攻撃はないとの指摘がある。
 時間外取引で5月限は上昇。通常取引開始後は87.67ドルまで一段高となった。
ただ、その後は急速に上げ幅を削った。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反発。原油高に連動した。
今日の材料
・米中央軍のクリラ司令官、イスラエル滞在を延長=報道
・米国、イスラエル防衛を確約
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。