前週は80ドル台中盤から後半でほぼ横ばいの展開になった。中東情勢の緊迫化に対 する警戒感が下値を支えているが、一方でドルが年初来高値を更新する急伸地合を形成 したことで、明確な方向性を打ち出せなかった。米製油所トラブル、国際エネルギー機 関(IEAI)の需要見通し引き下げなどで調整売りが膨らむ場面も見られたが、大き な値動きには発展しなかった。週を通じて明確な方向性を打ち出せていない。 今週も底固い展開が維持される見通し。14日にイランのイスラレルに対する報復攻 撃が始まったことで、週明け直後は荒れる可能性がある。イランの攻撃が続くのか、イ スラレルが更に報復攻撃に踏み切るかなど、大きな不確実性を抱えている。短期的な材 料出尽くし感から利食い売りが膨らみやすいが、供給不安の解消が十分に進まない以 上、大きく値を崩すことはないだろう。押し目買い優勢の地合が続く見通し。 予想レンジは83.50〜88.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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