週末にイランがイスラエルに対して攻撃を行ったが、原油相場は冷静な対応が目立 つ。既にイランの報復攻撃は既定路線になっていたため、短期筋が利食い売りを進める ような動きもみられる。今後の焦点は、イスラエルが更に報復攻撃を行うのかにシフト するが、イスラエルは報復を行う基本方針を確認いつつも、どのように対応していくの かは結論を先送りしている。仮にイスラエルとイランとの間で報復攻撃の応酬になる と、中東地区からの原油供給に大きなダメージが生じる可能性がある。特にホルムズ海 峡封鎖のリスクには注意が求められる。 一方、イスラエルとイランの両国が冷静な反応を見せると、少なくとも急伸対応は求め られなくなる。ただし、イスラエルとハマスの戦闘状態が続いている限りは、今後も今 回と同様の混乱がいつ発生するのか分からない状況が続くことになる。いずれにして も、早期にイスラエル=ハマスの戦闘を終結させることが、供給不安緩和のために求め られている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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