ゴム市況＝総じて小反発、上海ゴムの下げ幅を縮小を好感

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                  ＲＳＳ３　　　　　   　　           ＴＳＲ２０
   2024/04　　    2024/09　  　 2025/03          2024/05        2025/04
　329.0  - 9.0   314.3　+ 0.7  311.8   0.0      254.0   0.0    256.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　9月限  　14,650　　-　70　（午後３時15分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、総じて小反発。寄り付きでは、上海夜間安や日経平均株価の大幅
安を嫌気して、売りが先行した。中盤以降は、日中取引の上海ゴムが下げ幅を縮小させ
たことから、買いが優勢となり、小幅ながら総じてプラスサイドで取引を終えた。
　ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比９．０円安〜４．１円高。活発限月の９月限は、
同０．７円高の３１４．３円、期先２５年３月限は、同変わらずの３１１．８円、総出
来高は９４９枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【９月限は小反発】
　きょうのＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、総じて小反発。4月１０日から４本連続陰線とな
っていたが、下げ一服となった。ただ、ザラ場では、一時３０７．８円まで下落する場
面もあった。
　３月１８日の高値３６０．０円から５０円以上もの水準調整となっているうえ、産地
相場が崩れていないことや、節目の３００円に接近しているため、押し目を拾う動きも
徐々に出てくるとみる。ただ、株安などの外部要因から下押しする可能性があるので、
注意はしておきた。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号が６月限のみ約定し、７．８セント安。ＴＳＲ２０
は売りが優勢となり、１．６〜０．７セント安となっている。

　上海ゴムは総じて３ケタ安。中心限月の９月限は、夜間取引では売りが優勢となり、
前営業日比１８５元安の１万４５３５元で夜間取引を終えた。日中取引に入ると、序盤
は夜間取引の引けと同値圏で推移していたが、中盤は下げ幅を縮小させる展開となっ
た。ただ、終盤は再度、売られた。

MINKABU PRESS

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