パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレ率の高止まりを受けて、 必要な限り政策金利を据え置くことが可能との認識を示した。3月時点では利下げ政策 への強いコミットを示していたが、政策見通しが利下げからフラットに修正されつつあ ることが窺える。1〜3月期のインフレ指標はいずれも強く、利下げ開始が差し迫って いないとの認識になる。これは米金利上昇・ドル高を通じて金相場の下押し要因になる 動きだが、実際の金相場の反応は限定された。現在の金市場のメインプレイヤーは中国 現物筋であり、そこでは米金利やドルの動向は重視されていない。高金利政策の長期化 見通しでも欧米投資家は買い控える見通しだが、しっかりとした現物需要が金相場の値 下がり余地を限定する見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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