金・銀午前=金が続伸、地政学的リスクが支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金は続伸。金はニューヨーク高と円安を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル
建て現物相場の上げ一服に上値を抑えられたが、押し目は買われた。銀は夜間取引で先
限が上昇した。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が2〜28円高、金ミニが14.0〜
68.0円高、ゴールドスポットが57円高、銀が0.9円高。
 午前11時1分現在の出来高は、金が5万9504枚、金ミニが1万2576枚、ゴ
ールドスポットが1万2669枚、銀が1枚。
【NY金は地政学的リスクで押し目を買われる】
 金は地政学的リスクが支援要因になった。イスラエルの戦時内閣はイランに対する対
抗措置を取ることで一致し、手段や時期などを慎重に検討している。各国はイスラエル
に自制を求めている。またイスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの最南部ラファで予定
していた作戦を延期したことが伝えられた。イランへの対抗措置の検討に集中するため
とみられる。
 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、予想を上回るインフレ率を示す一連の
経済指標を受け、FRBがインフレ2%回帰を確信するにはこれまで予想していたより
も長い時間が必要になる可能性が高いとの見解を示した。CMEのフェドウォッチで、
米FRBの利下げ開始時期は9月以降となり、年内1回の利下げに留まる可能性が高ま
った。3月の米鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.5%上昇した。自動
車組立工場の生産量の増加などを背景に、伸びはエコノミスト予想の0.3%を上回っ
た。
 金先限は夜間取引で1万1918円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因
になった。円相場は1ドル=154円台後半の円安に振れた。銀先限は143.9円に
上昇した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、地政学的リスクを受け
て押し目を買われた。アジア市場では、朝方の2383.54ドルから、上げ一服とな
ったが、押し目は買われた。
 午前11時現在、2384.40ドルで推移。銀は2818セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2384.92ドル、銀が2867セント。

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