穀物相場は上値の重い展開が維持されている。米産地の気象環境が安定しており、天 候リスクのプレミアム加算が求められていないためだ。今週は比較的降水量が多く、農 作業に若干の遅れが生じる可能性はある。しかし、来週に向けては概ね平年並みの降水 量が予想されており、適度の土壌水分をもたらす動きと評価されている。気温も例年と 比較して、著しく大きな変動を見せない見通しになっている。改めてファンドが売り込 むような動きは鈍いが、2月の底入れ感から短期リバウンド狙いで買った向きの撤退が 続いている。産地で天候リスクが浮上するまでは、先高感の形成は難しい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。