日中取引開始後、原油の2024年9月限は大幅安。夜間取引で売りは一巡している ものの、安値からの戻りは限定的。 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油や石油製品の在庫は合計で 12億3752万2000バレルまで増加した。米石油在庫は年初から取り崩されてい たが、先月からは積み増されている。春先からのガソリン需要の上振れが一巡し、米製 油所への原油投入量が落ち着いたことが背景。 4週間移動平均で米ガソリン需要は日量880万6000バレルと前年割れで推移。 季節的な需要拡大が失速していることが製油所稼働率の回復を抑制している。米ガソリ ン小売価格はすでに昨年夏場の需要期本番の水準に達しており、消費者は高値を嫌気し ているようだ。バイデン米政権が戦略石油備蓄(SPR)の再放出を検討するのも無理 はない。米国内の需要は弱含んでいるが、ガソリン高が続くと米経済にとっては重しで ある。 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.06ドル高の82.21ドルで取 引されている。本日これまでのレンジは82.17〜82.37ドル。 原油9月限の予想レンジは7万9000円から8万0000円、ガソリン先限は8万 2500円から8万3500円、灯油先限は8万2500円から8万3500円。 MINKABU PRESS
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