●論点解説金、利下げ期待の高騰ではないことを確認=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長を筆頭に、米金融当局者から利下げに
慎重な発言が相次いでいる。1〜3月の各種インフレ指標はいずれもディスインフレの
進展が遅れていることを示しており、インフレ目標達成に向かっての進展が続いている
のか、不透明感が浮上しているためだ。これは、少なくとも短期目線では「利下げ期待
の金買い」の正当性を失わせることになり、金相場にとっては急落要因ともいえる。一
方で、実際の金相場は過去最高値圏での取引が続いている。もはや米金融政策環境は金
市場におけるメインのテーマではないことが再確認できる値動きになっている。従来の
論理でれば、16日引け後にパウエルFRB議長が高金利継続の可能性を示唆した時点
で50ドル、100ドルと急落しても違和感がなかったが、実際の当初の金相場の反応
は10ドル程度の値下がりに留まった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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