プラチナ市況=プラチナは続落、NY安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/04          2025/02    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,784    -77    11,791   -12  : 2,377.22    +1.96
銀          140.0    0.0     143.6  -0.3  : 2,853.00   +32.00
プラチナ     4,632    -67     4,660   -46  :   940.68    -7.62
パラジウム   5,200      0     5,200     0  : 1,036.47   +22.59
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    154.16   -0.35  ユーロ・ドル相場   1.0685  +0.0068
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安や円高
を受けて売り優勢で始まったのち、ドル建て現物相場の下落や円高を受けて軟調となっ
た。午後に入ると、ドル安が下支えになったが、戻りは売られた。パラジウムの商いは
成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが81〜46円安、プラチナスポットが91
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万1664枚、プラチナミニが1157枚、プラチナス
ポットが5876枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは米FRBの利下げ観測後退が圧迫】
 プラチナ先限は4632円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=154円台前半の円高に振れた。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因になった。米FRBの利下
げ開始は9月以降とみられている。アジア市場では米国債の利回り低下を受けてドル安
に振れたことが下支えになったが、米FRBの利下げ観測後退に変わりはなく、プラチ
ナの戻りは売られた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、軟調。朝方の942.85ドルから、手じまい売り
などが出て軟調となり、933ドル台まで下落した。午後に入ると、ドル安を受けて下
げ一服となったが、戻りは売られた。
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