午後の金は過去最高値を更新後に上げ幅を縮小、報道は混乱

　午後の金は上昇しているものの、過去最高値を更新後に上げ幅を縮小する展開となっ
ている。
　イラン中央部の都市イスファンなどで爆発音が聞かれ、イスラエルがイランをミサイ
ル攻撃したとの報道が入ったことから中東情勢の緊迫感が高まった。イラン、イスラエ
ルそれぞれの国内の報道でも、イスラエルが攻撃したと伝わった。ただ、早朝のイラン
は平穏で、ミサイル攻撃を受けた痕跡は見られず。イラン当局者によると、イスファン
での爆発音は、対空防衛システムを起動する際の音だった可能性が高い。勘違いから発
生した誤報の数々が金融市場を混乱させたようだ。イスラエルの攻撃に対して、イラン
が即応していないことが何も起こっていない証であるが、イスラエルは驚愕したに違い
ない。
　午後１時４分現在、先限は前日比６７円高の１万１８５８円で推移。

MINKABU PRESS

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