[4月22日からの展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 先限つなぎ足 4月15日〜4月19日
<国内> 始 値 高 値 安 値 帳入値 前週比
24年09月限 314.6 315.8(16) 307.1(18) 310.8 - 4.9
RSS先限 311.8 311.8(15) 310.0(17) 310.0 - 5.0
TSR20 256.0 256.0(15) 254.0(17) 256.0 0.0
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 154.37円 前週末比 1.13 円安
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【前週までのレビュー】活発限月の9月限は、それまで支持線となっていた320円
をしっかり割り込んだことから、今後は同水準が抵抗線となり、終値で313.2円を
下抜くと、節目の300円を目指すとみた。
【300円を目指す展開か】
JPXゴムRSS3号の活発限月の9月限は、売りが優勢となった。12日の取引
で、それまで支持線となっていた320円前後をしっかり割り込み、315円台に下落
した。15日以降は、315円台が抵抗線となり、上値重く推移し、18日に307.
1円まで下落した。終値ベースで3月26日の安値313.2円を割り込んでおり、3
月8日から急伸場面の起点となった300円を目指す可能性が高まってきた。一方、中
東情勢の緊張が高まっており、原油高から一時的に天然ゴムが買われる場面があった。
地政学リスクは不確定要素であり、突飛高を招くことがある。ただ、天然ゴムのファン
ダメンタルズに大きな変化がもたらされなければ、突飛高は売り場となりそうだ。
【産地相場は下落】
ソンクラーン(水祭り)明けタイの現物価格は、軟調な展開となっている。タイ南部
の天然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は3月19日に98.49バ
ーツまで上昇し、高値を付けた。その後、3月27日に91.05バーツまで下落し
た。同水準が支持線となっていたが、4月18日のオファー価格は、同水準を下抜いて
いる。目先、節目の90バーツをしっかり割り込めば、天候不順や中国の需要回復期待
などを背景にした今年1月中旬から続いた上昇トレンドに大きな変化が出る可能性があ
る。
【中国GDPは加速、ただ、鉱工業などは減速】
16日に中国国家統計局が発表した1−3月期国内総生産(GDP)は、前年同期比
5.3%増となり、2023年10−12月の5.2%増から加速した。ただ、同時に
発表された、3月の鉱工業生産は、前年比4.5%増となったものの、1─2月の7.
0%増からは鈍化、また3月の小売売上高は3.1%増と1─2月は5.5%増から減
速している。
同国のGDPは加速したものの、個別の経済指標をみると、力強い回復はみられな
い。中国の本格的な景気回復には、まだ時間がかかりそうだ。
【上海ゴムは1万4500元の攻防】
上海ゴムは1万4500元の攻防に注目したい。明節明けはの中心限月の9月限は景
気回復期待から、買いが先行し、10日には1万5190元まで上昇した。だが、同水
準で戻り売りを浴びると、17日に1万4400元で下落した。その後、1万4500
元台を回復しているが、戻りは鈍い。再度、1万4500元を割り込むと、3月28日
の安値1万4315元や節目の1万4000元を視野に入れた展開となりそうだ。
【東京ゴム活発限月の9月限のテクニカル要因】
ゴムRSS3号の活発限月の9月限は、売りが優勢となっている。3月中盤から値動
きをみると、3月8日に大陽線を付けて地合いを引き締めると、その後は産地相場のス
パイラル的な上昇となり、青天井の様相を呈すると、連日、一代の高値を更新し、3月
18日には360.0円台まで水準を引き上げた。だが、同水準で上値が重くなると、
一転して売りが先行し、3月26日には313.2円まで急落した。その後は、戻り歩
調となり、4月8日には335.9円まで上昇した。ただ、335円前後で戻り売り圧
力が強く、徐々に上値を削ると、上海ゴムの下落もあり、18日には307.1円まで
下落する場面があった。
売りが先行すれば、3月8日からの急伸場面の起点となった300円を目指そう。同
水準も割り込むようなら、2月29日の安値296.4円を目指すとみる。
一方、再度、地合いを引き締めた場合は、4月15日以降、上値を抑えている315
円台が最初の関門。同水準を上抜くと、節目320円や325円を試すとみる。
【今週の注目ポイント】
JPXゴムRSS3号は、産地相場に注目したい。ソンクラーン(水祭り)明けの産
地相場は、下落となった。ソンクラーン明けは需給タイトになる時期であるが、すでに
価格が織り込んでいるとすれば、今後、オファー価格を引き下げられる可能性がある。
【相場予想レンジ】
4月22〜26日のJPXゴムRSS3号9月限の中心レンジ予想は300〜325
円。テクニカルの支持線は307.1円(4月18日安値)、抵抗線は315.8円
(4月16日高値)。
<当面の予定(イベント・経済統計)>
22日 英住宅価格指数 2024年4月(ライトムーブ)
23日 ●トルコ(国民主権と子供の日)
ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年4月速報(Markit)
ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年4月速報(Markit)
米新築住宅販売 2024年3月(商務省)
24日 貴金属取引 2024年4月限納会(大阪取引所)
独景況感指数 2024年4月(ifo)
米耐久財受注 2024年3月速報値(商務省)
25日 ●ニュージーランド、オーストラリア(アンザック記念日)
貴金属取引 2025年4月限発会(大阪取引所)
金融政策決定会合(日本銀行、26日まで)
米国内総生産 2024年1-3月期速報値(商務省)
米卸売在庫 2024年3月速報値(商務省)
米新規失業保険申請件数(労働省)
米中古住宅販売仮契約指数 2024年3月(全米不動産協会)
26日 総裁記者会見(日本銀行)
上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
米個人所得・支出 2024年3月(商務省)
米消費者信頼感指数 2024年4月確報値(ミシガン大)
建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS
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