[本日の見通し]ゴム=売り優勢、上海ゴムの1万4500元の攻防に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間安
を受けて、売りが先行した。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢で推移するとみる。活発限月の9月限
は、先週から、上値が315円前後で抑えれていたが、昨日は急伸し、318.0円ま
で上昇する場面があった。ただ、夜間取引では急落し、この動きが否定された。前日の
急伸も薄商いの中、まとまった買いが入ったことで、大きく動いただけであったよう
だ。今日の取引では、最近のレンジの下限である、307円台を割り込むと、3月8日
からの急伸場面の起点となった300円付近まで下落する可能性があるとみる。

 一方、上海ゴムは、依然として、終値ベースで節目の1万4500元前後での攻防と
なっている。終値ベースで同水準を維持できれば、目先、戻り場面となる。だが、終値
ベースで1万4500元を割り込むと、売りが先行し、3月28日の安値1万4315
元や節目の1万4000元を目指した下落局面となりそうだ。

 午前9時54分時点の円相場は1ドル=154.78円付近で推移している。

 午前9時54分時点のゴムRSS3号活発限月の9月限は同5.5円安の311.5
円。今日の日中、予想される9月限のレンジは307.0〜315.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号9月限の予想レンジは300.0〜330.0円。
テクニカルからの下値支持線は305.0円(節目)、上値抵抗線は315.0円(節
目)。

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