シカゴコーン市況=概ね軟調、米産地の降雨予報や修正売りなどで売り優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/05    442.75      444.50      437.25      437.75      - 5.25
   2024/07    452.25      454.25      448.00      448.50      - 4.00
   2024/09    461.00      462.75      457.75      458.25      - 2.75
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       496,694         369,710        1,512,625 (- 14,534)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(4月19日までの週)
 生産量:日量 95万4000バレル (前週比 2万9000バレル減)
 在 庫: 2573万3000バレル (前週比27万5000バレル減)
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*米気象庁発表の6−10日予報(4月30日−5月4日)
 コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは概ね軟調。終値の前営業日比は4.00セント安〜1.75セント高。中心
限月の7月限は4.00セント安の448.50セント。

 強気な前日の流れを引き継いで上値を追う場面も見られたが、米産地の乾燥が懸念さ
れていた地域での降雨予報に加え、これまでの上伸後の修正売りが見られたことで頭重
い足取りとなった。週間エタノール生産量の減少が続いていることも弱材料となった。
この日の下落で7月限は前日の上昇分を相殺した。
 7月限は452.25セントで取引を開始した後は欧州の時間帯を終えるまで
451.25〜453セントの狭いレンジ内で高下。シカゴの時間帯に地合いを引き締
めて454.25セントまで浮上したがその後、急速に軟化。448セント台まで値を
戻したところで買い戻されたが戻り待ちの売りに値を落とし、引け前に448セントの
安値を付け、安値に近い水準で終えた。
 米エネルギー省発表の4月19日までの週における1日当たりの平均エタノール生産
量は前週比2万9000バレル減の95万4000バレルだった。一方、4月19日
時点のエタノール在庫は前週比27万5000バレル減の2573万5000バレルだ
った。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、ミシガン州からミズーリ州にかけて散発的な降雨が発生。東部で
はところどころで土壌水分過剰に伴い農作業ペースが低下。ただ、コーンベルト西部で
は速いペースで作付が進行。
 穏やかな天気は今週後半の間に終了し、今後4〜5日間は東部から移動してくる低気
圧の影響でまとまった雨量を伴う降雨が見込まれる。プレーンズ及び中西部では25〜
75ミリの雨量を伴う降雨となる見込み。ただ、ハイプレーンズ中部および南部の冬小
麦の主要産地ではまとまった雨量を伴う降雨は発生しないもよう。また中西部から北東
部にかけての地域では今後数日は低温が続くだろう。6〜10日間予報については、
4月28日〜5月2日にかけて多くの地域で気温及び雨量は平年並〜平年を上回る見込
み。
 シカゴ小麦は期近から大幅続伸。引き続き黒海地域からの供給不安や米産地での低温
に対する警戒感から買い優勢となった。期近の7月限は前日比10.25セント高の
613.00セントで取引を終えた。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 プレーンズではほとんどの地域で気温が平年以下〜平年並となり降雨は発生していな
い。南部および中部では土壌水分の乾燥により冬小麦の作柄が低下している。
 南部ではアパラチア山脈中部および南部では凍結や霜が発生。開花期、結実期、出穂
期を迎えている冬小麦への影響が警戒されている。南部のその他の地域では降雨の発生
がないなか、農作業が進行。
今日の材料
・米ミシガン州からミズーリ州にかけて散発的な降雨が発生。
・米コーンベルト一部では土壌水分が過剰な状態に。
・米中西部では今後4〜5日間は東部から移動してくる低気圧の影響でまとまった
 雨量を伴う降雨が発生。
・米中西部から北東部にかけての地域では今後数日は低温が続く。
・4月19日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比2万
 9000バレル減の95万4000バレル。

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