ゴム市況=反発、上海ゴムの反発を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
                RSS3                       TSR20
   2024/05     2024/10     2025/04         2024/05         2025/04
 309.5 + 2.5 305.4 + 3.3  301.2  + 1.2    247.0  0.0     249.5   0.0
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    上海ゴム  9月限   14160 + 70 (午後3時15分時点)
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【市況】
 ゴムRSS3号は、反発。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、売りが優勢となっ
た。だが中盤に入ると、日中取引の上海ゴムは下げ幅を縮小し、プラスサイドに転じた
ことから買いが先行し、プラスサイドに浮上した。TSR20は出来ず。。

 大引けのRSS3号は、前営業日比変わらず〜4.3円高。活発限月の10月限は、
同3.3円高の305.4円、期先25年4月限は、同1.2円高の301.2円、総
出来高は1017枚。TSR20全限がは同変わらず。

【産地価格は下落】
 今日のタイオファー価格(FOB)は下落している。タイ南部の天然ゴム主要積み出
し港のソンクラ渡しのオファー価格は前日比同1.01バーツ安の87.09バーツが
提示されている。23日に87.65バーツが提示され、これが4月の最安値であった
が、これを下回るオファー価格となった。
 今日の上海ゴムは反発となったが、産地価格の値動きをみると下落している。上海ゴ
ムの反発は、直近の下落に対する自律反発の可能性がある。今日の反発で、目先の底を
入れたと考えるのは時期尚早のようだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は7月限と9月限が約定し、1.3セント安と0.
9セント安。TSR20は総じて地合いを引き締め、1.0セント安〜1.3セント高
となっている。

 上海ゴムは、反発。中心限月の9月限は、夜間取引では売り優勢となり、前営業日比
85元安の1万4005元で取引を終えた。だが、日中取引に入ると、ジリジリと水準
を引き上げ、プラスサイドに転じ、一時1万4180元まで上昇した。
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