●週間見通し穀物、天候リスク限定なら戻り売り=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は安値修正の動きが優勢になった。作付けシーズンに突入しているが、雨がちな
天候を受けて安値修正の動きが優勢になった。穀倉地帯全体で降雨が観測されたこと
で、作付け作業の停滞が警戒された。ただし、深刻な作付け障害が発生するとの見方は
限定的であり、輸出環境に対する懸念の声も強く、大きな値動きには発展しなかった。
小麦相場は、冬小麦生産地の乾燥傾向が作柄悪化を促していることで、買い優勢の展開
になった。
 今週は上値の重さを再確認する展開になろう。作付け環境に強く依存する展開になる
が、豪雨や洪水被害で作付け障害が発生しないのであれば、戻りは売られやすい。作付
け作業の進展見通しに加えて、輸出環境に対する懸念も強く、下値不安が維持されやす
い。大きく値を崩す可能性は低いが、天候リスクの織り込みが加速しなければ、需給緩
和評価の上値圧迫が再開されよう。
 予想レンジは、トウモロコシが430〜460セント、大豆が1150〜1200セ
ント。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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