海外市況サマリー(29日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 6 2,357.7   +10.5  シカゴ大豆  2024/ 7 1,182.00   +4.75
NY銀     2024/ 5 2,766.0   +12.5  シカゴコーン 2024/ 7   449.25   -0.75
NYプラ    2024/ 7   961.5   +39.4  NY原油   2024/ 6    82.63   -1.22
NYパラ    2024/ 6  977.60  +19.30  ドル・円               156.13   -2.20
*ドル・円は日本時間の午前5時40分現在。
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◎NY外為=ドル円は156.10円台で推移
 ドル円は急落。早朝のアジア時間に160円台を瞬間的につける場面が見られたが、
大型連休で東京勢が休みの中、ドル円は断続的に下落し、一時154円台まで急落する
場面が見られた。先週のあまりに急ピッチな上げに、さすがに高値警戒感も出ており、
何かをきっかけに下げ易い状況にはあった。NY時間に入って156円台に下げ渋った
ものの、上値追いの動きは一旦止まっている。
 財務省の介入観測が出ており、一部報道では介入を実施したと伝えていたが、有無は
定かではない。30日の夜に財務省から介入実績を示す外国為替平衡操作が公表される
が、今回は3月28日ー4月25日分までで、本日分については5月31日の公表にな
る。市場と財務省の心理戦の中、それもそれで思惑となるのであろう。
 財務省が介入したと仮定すれば、水曜日のFOMCの結果発表を前に現段階で160
円は許容しない姿勢に布石を打ったのかもしれない。
◎NY貴金属=軒並み上昇、ドル高一服が支援
 ニューヨーク金が続伸、銀は反発。
 金6月限は続伸。時間外取引では、利食い売りなどに上値を抑えられた。欧州時間に
入ると、ユーロ圏の国債利回りの低下を受けて堅調となった。日中取引では、序盤の売
り一巡後は押し目を買われた。
 銀7月限は金堅調を受けて押し目を買われたが、利食い売りに上値を抑えられた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは反発。
 プラチナ7月限は続伸。時間外取引は、買い戻されて堅調となった。欧州時間に入る
と、上げ一服となったが、ユーロ圏の国債利回りの低下や金堅調を受けて地合いを引き
締めた。日中取引では、買い戻されたことやドル高一服を受けて上値を伸ばした。
 パラジウム6月限は時間外取引で売り優勢となったが、日中取引ではドル高一服など
を受けて買い戻された。
◎LME=全面高、欧米株高や需給引き締まり観測受け買い優勢に
 アルミ3カ月物は続伸。売りが先行して2567ドルで取引を開始。アジアの時間帯
を終える頃には2542.50ドルの安値まで急落する場面も見られたが、銅の堅調な
値動きを手掛かりにした買いを受けて浮上しプラスサイドに転換。2570ドルを突破
した後も追う米株高が手掛かりとなって騰勢が続いて一時は2595.50ドルまで浮
上した。高値では転売が見られたものの押しは浅く、この日の高値圏を維持して終え
た。
 銅3カ月物は続伸。前週末の強気な流れを引き継いで9980.50ドルと買い先行
で取引を開始。アジア株の堅調を手がかりにして浮上し1万ドル台に値を乗せた後はし
ばらくジリ高で運ばれていたが、米国の時間帯を迎えると欧米株高が手掛かりとなって
一段高となり22年4月以来の水準となる1万0185ドルの高値まで浮上。ロシア産
取り扱い禁止に伴う需給引き締まり懸念も引き続き買いを支援した。高値からは値を落
としたが、1万0100ドル台を維持して取引を終了。

◎NY原油=反落、ガザ停戦協議でイスラエルが譲歩
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 パレスチナ自治区ガザの停戦協議で、イスラム組織ハマスとイスラエルが合意に近づ
いているとみられることが相場を圧迫した。恒久的な停戦の保証や、イスラエル軍のガ
ザからの完全撤退を要求するハマスと、ガザ地区からのハマス掃討を目指すイスラエル
の主張の隔たりは大きかったが、イスラエルが譲歩していることが背景。イスラエルが
示した譲歩案について、ハマスは「大きな問題はない」との認識を示している。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は下落。原油安に連動した。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は大豆粕の大幅高から堅調、コーンは小幅続落
 大豆は堅調、期近の主要限月は下落。
 アルゼンチンでのストを受けて供給不安が高まるなか大豆粕が大幅高となったことで
大豆も買い優勢で運ばれた。ただ、米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は依然
として低い水準にあったことで上げ幅は限られた。

 コーンは総じて小幅続落。
 7月限の取引レンジは445.50〜451.25セントと前週末に続いて値動きの
幅が限られるなか、小麦がの軟調な足取りに追随した。コーンベルトでの荒天による作
付への影響が警戒されたが、週間輸出検証高の弱気な内容も上値抑制要因となった。


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