【場況】 金は続伸。金はドル建て現物相場の下落と円安を受け、まちまちで始まった。その後 は、戻りを売られる場面も見られたが、円安などを受けて地合いを引き締めた。銀は期 先2本が下落した。 午前11時3分現在の前営業日比は、金標準が25〜40円高、金ミニが8.0〜 44.0円高、ゴールドスポットが82円高、銀が2.1円安。 午前11時3分現在の出来高は、金が11万8755枚、金ミニが2万4793枚、 ゴールドスポットが3万6911枚、銀が7枚。 【NY金はドル高一服が支援】 金はドル高一服が支援要因になった。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で禁 裏据え置きが見込まれており、ドル高が一服した。3月の米個人消費支出(PCE)価 格指数は前年比2.7%上昇と前月の2.5%上昇や事前予想の2.6%上昇を上回っ た。インフレの高止まりを受けて利下げ先送りの見方が示されるとみられている。 ブリンケン米国務長官は、イスラム組織ハマスに対し、パレスチナ自治区ガザでの停 戦と人質解放に向けたイスラエルの提案に合意するよう呼びかけた。イスラエルは27 日、段階的停戦案を提示した。イスラエルで収監されているパレスチナ人の釈放と引き 換えに、40人以下の人質解放に応じるほか、「平穏持続期間」を含む休戦の第2段階 への合意が含まれているという。 日銀金融政策決定会合で現状維持が決定されたことや、植田日銀総裁の発言を受けて 円安が加速したが、週明けに財務省の介入とみられる円買いが入って円安が一服した。 円相場は一時1ドル=160円台と34年ぶりの円安水準となったが、154円台半ば まで戻した。介入が続くと、JPX金の圧迫要因になるとみられる。 金先限は祝日取引で1万1951円まで上昇したのち、急落した。円相場の乱高下に つれた動きとなった。円相場は1ドル=156円台後半の円安に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は堅調。きのうの海外市場では、ドル高一服が支援要因となっ たが、利食い売りが出て上げ一服となった。アジア市場では、朝方の2333.38ド ルから、押し目を買われた。 午前11時現在、2334.04ドルで推移。銀は2706セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2338.41ドル、銀が2760セント。 MINKABU PRESS
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