前週の降雨は作付け環境に大きな影響を与えなかったことが確認されている。平年を 上回るペースで作付け作業が進展していることが、穀物相場全体の上値を圧迫してい る。一方、短期気象予報だと今週の穀倉地帯では先週を上回る降水量が予想されてい る。豪雨や洪水被害が発生するリスクが高めの状態にある。改めて天候リスクを織り込 む動きの有無が焦点になる。 一方、トウモロコシ市場では米国内の乳牛に鳥インフルエンザの感染が拡大しているこ とが警戒され始めている。畜産業界に混乱が生じると、飼料向け穀物需要が落ち込む可 能性がある。感染した牛から採取された牛乳も冷温殺菌すれば問題ないとされている が、生乳を飲んだ猫の死亡率が高いことが判明するなど、今後の展開には注意が求めら れる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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