[今夜の視点]金・銀=米FRB議長の会見を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米雇用コスト指数の伸び加
速を受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2292.37ドルから、ドル
高を受けて軟調となり、2286ドル台まで下落した。午後に入ると、2281ドル台
まで下落したのち、買い戻されて下げ一服となった。
 米雇用コスト指数の伸び加速が圧迫要因になった。CMEのフェドウォッチで、米連
邦準備理事会(FRB)の利下げは11月以降、年1回となった。今夜は4月の全米雇
用報告や米ISM製造業景況指数の発表がある。また米連邦公開市場委員会(FOM
C)では金利据え置きが見込まれており、パウエル米FRB議長の会見で金融政策の見
通しを確認したい。
<今夜の予定>
●独仏南ア(メーデー)
・全米雇用報告 2024年4月(ADP)
・米製造業景況指数 2024年4月(ISM)
・米FOMC声明文公表(FRB)
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