アジア株 香港株は大幅高、FOMC無難通過で安堵感 中国不動産規制撤廃やカジノ収入増加も好感 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 18185.01(+421.98 +2.38%) 中国上海総合指数 3104.82(休場) 台湾加権指数 20274.46(-122.14 -0.60%) 韓国総合株価指数 2687.56(-4.50 -0.17%) 豪ASX200指数 7597.10(+27.16 +0.36%) インドSENSEX30種 74704.50(+221.72 +0.30%) アジア株はまちまち。 労働節休場明け香港株は大幅高、昨年10月以来の高値をつけている。米FOMCは予想ほどはタカ派ではなかったため安堵感が広がっている。一部で追加利上げ観測が浮上しているが、パウエルFRB議長は次の行動が利上げになる可能性は低いと述べた。ただ、利上げはないものの年後半まで利下げもない可能性が高まっており、株式市場にとって、そこまでポジティブとも言えないが…。 香港市場ではCG SERVICESや龍湖集団、華潤置地、新世界発展、中国海外発展など不動産株が大幅高。中国政府が北京や成都など大都市で複数の住宅購入の規制を撤廃したことが材料視されている。美団やJDドットコム、テンセントホールディングス、アリババ、シャオミ、バイドゥ、ネットイースなどハイテク関連も総じて上昇。マカオ4月のカジノ収入が前年比26%増加したことが好感されておりカジノ関連も上昇している。サンズチャイナは4.3%高、ギャラクシーエンターテイメントは2.8%高。 豪州株は反発。金融やハイテク、資本財関連が上昇。きのう大幅下落した素材やエネルギー関連の一角も買い戻されている。来週の豪中銀理事会では金利据え置きが予想されている一方で、頑固なインフレを受け利上げ議論を再開する可能性がある。 中国市場は3日まで休場、6日に取引を再開する。連休中の旅行・観光消費の回復が期待される。
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