プラチナ市況=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/06          2025/04    ドル建て現物価格 15:15 現在
金         11,595    -34    11,572   -59  : 2,315.98   +28.02
銀          135.0    0.0     134.0  -1.1  : 2,651.00    +6.00
プラチナ     4,773    +44     4,780   +44  :   960.41   +25.49
パラジウム   4,800      0     4,800     0  :   952.71    +7.82
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    155.25   -2.61  ユーロ・ドル相場   1.0721  +0.0066
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まったのち、円高一服やドル建て現物相場の上昇を受けて堅調となっ
た。午後に入ると、円高再開に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立しなかっ
た。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが44〜62円高、プラチナスポットが70
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万4406枚、プラチナミニが977枚、プラチナスポ
ットが8457枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル安で買い戻される】
 プラチナ先限は夜間取引で4834円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場はニューヨーク市場終盤の1ドル=153円前後で円高が一服し、156
円台前半の円安に振れた。ただ午後に入ると、155円台前半に戻した。
 プラチナは米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安が支援要因になった。
900ドル前後で買い戻されたことで堅調に推移した。ただ米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ観測後退に変わりはなく、3日発表の4月の米雇用統計で労働市場の堅調
が示されると、上値を抑えられる可能性がある。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の954.50ドルから、金堅調につれ
高となった。午後に入ると、金が反落したが、プラチナの反応は限られた。
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