中東情勢の評価が定まっていない。ハマスは休戦案の受け入れを表明したが、イスラ エル側が要求していた内容とは異なるとして、休戦合意に至るのか明確な態度表明を行 っていない。しかも、イスラエル軍はこのタイミングでガザ地区南部ラファに対する空 爆に踏み切った模様だ。こちらも正式な情報は出てきていないが、休戦合意を模索する タイミングでの空爆については、マーケットも困惑を見せている。改めて本格的なリス クプレミアムを加算していくような値動きにはなっていないが、まだ中東情勢の評価は 流動的な状態にある。 一方、サウジアラビアはアジア向け6月公式販売価格(OSP)を+2.90ドル と、5月の+2.00ドルから大幅に引き上げた。6月のアジア地区向け需給の引き締 まりを見ていることが窺える。季節的な需要拡大に加えて、石油輸出国機構(OPE C)プラスの減産が継続される中、売り手優位の市場環境を想定している模様だ。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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