ゴム市況＝軟調、上海ゴムの軟化や日経平均の上げ幅縮小を映す

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                ＲＳＳ３　　　　　   　          　  ＴＳＲ２０
   2024/05　　   2024/10　  　 2025/04       　2024/06         2025/05
　308.8　- 4.3　306.2　- 3.1  304.0   0.0     255.0　 0.0     257.0   0.0
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 　　　上海ゴム　　9月限  　14,180　　-  5　　　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、軟調。寄り付きでは、上海夜間の小幅高や日経平均株価の大幅高
を受けて、買いが先行する限月が目立った。ただ、買い一巡後は、伸び悩みをみせた。
中盤以降は、日中取引の上海ゴムが軟化したことや、日経平均株価の上げ幅縮小を嫌気
して、売りが先行した。ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比４．３円安〜変わらず。活発限月の１０月限は、
同３．１円安の３０６．２円、期先２５年４月限は、同変わらずの３０４．０円、
総出来高は６４４枚。ＴＳＲ２０は全限が同変わらず。

【１０月限は】
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、下落となった。活発限月の１０月限は、寄り付き直
後の３１１．８円まで上昇し、このところ上値を抑えていた３１０円台を上抜くたが、
すぐに切り返されると、終値は３０６．２円となり安値引けとなった。
　最近の１０月限は、３００〜３１０円前後でのレンジ相場となっている。今日も同レ
ンジ内に抑え込まれた。ただ、産地相場が季節的要因から下落しやすことから、目先、
期近主導で下落する可能性がありそうだ。今日の取引でも、期近の下落が目立ってい
る。５月２日には、当限と６番限は１１．０円の逆ザヤだったが、３．０円の逆ザヤま
で縮小している。目先、同ザヤ、そして順ザヤに変化する可能性がある。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は出来ず、ＴＳＲ２０は午前中は売り優勢となった
が、午後は地合いを引き締め、一部限月はプラスサイドに振れ、０．５セント安〜
０．２セント高で推移している。

　上海ゴムは、まちまち。中心限月の９月限は、夜間取引では買いがやや先行し、前営
業日比２０元高の１万４２０５元で取引を終えた。日中取引に入ると、売り物がちの展
開となり、マイナス圏で取引される時間が目立っている。

MINKABU PRESS

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