ゴム午前=総じて堅調、上海ゴムがプラスサイドに転じる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、堅調。寄り付きでは、上海夜間の下落を受けて、売りが先行し
た。その後も売り物がちの展開となった。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが
プラスサイドに振れたことから、買いが先行している。TSR20は出来ず。

 午前11時52分現在のRSS3号は前営業日比0.1円〜2.2円高。活発限月の
10月限は同0.9円高の307.1円、期先4月限は出来ず、推定出来高は664
枚(前日夜間取引含む)。

【中国自動車販売は輸出が好調】
 11日、中国自動車工業協会が発表した4月の新車販売台数(輸出含む)は前年同月
比9.3%増の235万9000台となった。このうち、乗用車は約200万1000
台、商用車は約35万1000台だった。
 ただ、輸出が前年同月比38%増となったのに対し、国内販売は前年同月比5.8%
減となっており、中国国内では同国の景気回復の遅れから、消費者の財布のひもは固い
ようだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が9月限のみ約定し、1.1セント高の198.5
セント、TSR20は売りが優勢となり、同0.5〜0.9セント高で推移している。

 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比15元高の1万4220元で推移している。

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