NY原油市況=反落、加速する米PPIは米景気見通しを不透明に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/06     79.23       79.38       77.68       78.02        - 1.10
  2024/07     78.72       78.86       77.26       77.65        - 0.95
  2024/08     78.14       78.34       76.81       77.20        - 0.88
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              692,063             1,789,574    ( - 27,568)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/06     242.00    - 1.68
                            2024/07     243.45    - 1.86
         改質ガソリン       2024/06     245.96    - 5.09
                            2024/07     245.15    - 4.52
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ニューヨーク原油の期近は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
1.10〜0.95ドル安。その他の限月は0.88〜0.37ドル安。
 4月の米生産者物価指数(PPI)が加速したことが重しとなった。米PPIは総
合・前年比で+2.2%まで上昇している。落ち着いていた米国のインフレ圧力は再び
高まりつつあり、年内の米利下げ開始見通しは不透明となった。パウエル米連邦準備制
度理事会(FRB)議長は、次の行動は利上げではなく、据え置きを続ける可能性のほ
うが高いとの認識を示しており、利下げ開始に言及する余裕はなくなっている。
 米消費者物価指数(CPI)の発表を控えた神経質な雰囲気は重し。CPIの先行指
標であるPPIが加速していることからすると、CPIでもインフレ圧力の高まりが確
認される見通し。
 石油輸出国機構(OPEC)が月報で楽観的な需要見通しを維持したことは支援要
因。2024年の需要見通しは前年比で日量225万バレル増に据え置かれた。ただ、
想定内だったことからあまり手掛かりにはならず。
 時間外取引で6月限は上値が重く、通常取引開始後は売りが強まった。77.68ド
ルまで下落し、前日の上げは帳消しとなっている。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。原油相場に連動した。
今日の材料
・ロシアのプーチン大統領が16、17日と訪中
・米原油在庫の市場予想は前週比50万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比310万4000バレル減
・ガソリン在庫は同126万9000バレル減
・留出油在庫は同34万9000バレル増
・クッシング原油在庫は同60万1000バレル減
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。