原油相場が軟化した要因として、4月卸売物価指数で強めのインフレ圧力が示された 影響が指摘されている。たしかに、4月もインフレ圧力は強く、実体経済に対する影 響、更には石油需要に対する影響が懸念されているとのロジックは成立し得る。ただ し、卸売物価指数を受けて売り込まれた資産クラスは原油以外に存在せず、例えば銅相 場などは逆にドル安環境を背景に地合ヲ引き締めている。売り込まれたというよりも、 単純に80ドル台へのレンジ切り上げにはまだ抵抗があるということだろう。需給引き 締まり観測も強いが、ファンドの持高調整のニーズを完全には消化しきれていないとい うことだろう。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。