原油相場はボックス相場が続いている。地政学リスクのプレミアム剥落の値下がりは 一服したが、改めて買いを入れることは躊躇されている。国際エネルギー機関(IE A)は世界石油需要見通しを引き下げたが、米原油在庫は製油所向け需要拡大で取り崩 しが進むなど、強弱評価が割れている。2024年の需要見通しに関しては、IEAが 110万バレル増の予想に対して、石油輸出国機構(OPEC)は225万バレル増になっ ており、大きな違いを生じている。脱炭素の影響などについて評価が大きく食い違って いる影響だが、5月段階でも両者の需要見通しの格差は解消される兆候が見られない。 今後の波乱要因になり得るものだが、マーケットは単純に需要見通しの引き下げか引き 上げかだけに注目している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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