前週は70ドル台後半で揉み合う展開になった。中東地政学リスクの織り込みが一服 し、ファンドの持高調整が上値を圧迫している。一方で、需給引き締まり観測の買い圧 力が下値をサポートしており、全体的にやや底固さを示す展開になった。米原油在庫の 減少、メモリアルデーの自動車旅行が堅調との見方もポジティブ。為替がドル安に振れ たこと、株高の支援もあり、ボックス相場ながら底固さがみられた。 今週は80ドル台へのレンジ切り上げを打診する見通し。需給引き締まり観測の下値 サポートが続こう。特に米原油在庫の取り崩しが更に進むと、買い安心感が強まりやす くなる。石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産延長を確信させるような動きがみら れた際にも、買い安心感が強まろう。ただし、全体として新規売買材料が乏しい状態が 想定され、大きな値動きには発展しづらい。 予想レンジは77.00〜82.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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