NY原油市況=続落、米国の利下げ開始時期は依然として不透明

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/06     79.70       79.72       78.08       79.26        - 0.54
  2024/07     79.23       79.30       77.65       78.66        - 0.64
  2024/08     78.80       78.91       77.37       78.28        - 0.62
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              679,368             1,766,591    ( + 4,173)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/06     246.23    - 2.48
                            2024/07     247.83    - 2.48
         改質ガソリン       2024/06     251.00    - 2.99
                            2024/07     249.82    - 2.97
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.64〜0.54ドル安。その他の限月は0.62〜0.35ドル安。
 高水準の米政策金利が当面続く見通しで、物価高や金利負担が米経済を圧迫するリス
クが意識された。ボスティック米アトランタ連銀総裁は今年10−12月期に利下げを
開始できる可能性が高いと述べたほか、ウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事
も「データの裏付けがあれば年末の利下げを検討し得る」との認識を示したが、昨年末
のパウエルFRB議長の利下げ示唆以降、待ちぼうけを強いられているなかで、米金融
当局者の物価見落としには不信感が強い。
 今週の米週間石油在庫統計の発表を控えて、需給の引き締まりが期待されていること
は支援要因。今週末の米メモリアル・デーを含めた3連休から米国のドライブシーズン
が始まり、弱含んでいるガソリン需要が回復することが期待されている。
 国際刑事裁判所(ICC)がイスラエルのネタニヤフ首相らに対する逮捕状を請求し
ており、パレスチナ自治区ガザの停戦が近づいたとみられることは重し。米国はネタニ
ヤフ首相らの逮捕を言語道断と猛反発している一方、フランスはICCの判断に従うと
している。ノルウェーもICCを支持している。
 時間外取引で7月限は下落し、通常取引開始前には77.65ドルまで下げ幅を広げ
た。ただ、その後は買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。
 改質ガソリンの期近は続落、ヒーティングオイルの期近は反落。原油安が重しとなっ
た。
今日の材料
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比248万バレル増
・ガソリン在庫は同208万8000バレル増
・留出油在庫は同32万バレル減
・クッシング原油在庫は同177万バレル増
※本文中の限月を6月限から7月限に変更します。
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