海外市況サマリー(22日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 6 2,392.9   -33.0  シカゴ大豆  2024/ 7 1,247.25  +11.00
NY銀     2024/ 7 3,149.6   -58.2  シカゴコーン 2024/ 7   461.00  + 3.00
NYプラ    2024/ 7 1,049.7   -11.2  NY原油   2024/ 7    77.57  - 1.09
NYパラ    2024/ 6 1,003.80 -26.50  ドル・円               156.76  + 0.55
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。シカゴ大豆・コーンは暫定値。
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◎NY外為=ドル円は156.70円台で推移
 NY為替市場はドル買いが優勢となった。午後に公表されたFOMC議事録を受けて
ドル買いの反応が見られた。ドル円は156.70円台に上昇。議事録では「政策金利
をより長期に高水準での維持が望ましい」との見解で一致していたほか、様々な参加者
が必要なら追加引き締めに前向きになっていることが明らかとなった。
 前回FOMC後のパウエルFRB議長の会見では利上げに否定的な見解が示されてい
たが、それらと比べると若干タカ派な印象も広がった模様。一部からは「今回の議事録
はデータが今後の金融政策の動向を決定するというシナリオを裏付けた」との指摘が出
ていた。全体的に想定範囲内の内容ではあったものの、手掛かり材料に乏しい中で敏感
に反応していた模様。
◎NY貴金属=続落、インフレ抑制に時間がかかるとの見方
 ニューヨーク金、銀は大幅続落。
 金6月限は大幅続落。時間外取引では、ドル安一服などを受けて手じまい売りが出て
売り優勢となった。日中取引では、米中古住宅販売戸数が価格上昇などを背景に予想外
に減少したことを受けて売り優勢となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要
旨で、ディスインフレには予想よりも時間がかかるとの見方が示されたことも圧迫要因
になった。
 銀7月限は、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。
 プラチナ7月限は続落。時間外取引では、ドル安一服や金軟調を受けて戻りを売られ
た。日中取引では、米中古住宅販売戸数が予想外に減少したことや金軟調を受けて売り
優勢となった。
 パラジウム6月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。
◎LME=全面安、米利下げ着手期待の後退や金・原油及び欧米株の軟調で
 アルミ3カ月物は反落。2710.50ドルで小安く取引を開始した後に値位置を切
り上げ、一時2749ドルの高値に達してプラスサイドに転じる場面が見られた。暫く
2710ドルを下値支持線とする高もみとなったが、他非鉄貴金属の軟調な足取りに追
随する売りが見られるなか値を落とした。2680ドル前後で下げ渋る動きが見られた
が、2680ドルを割り込むと、一気に2621ドルまで値を落とした。安値を買い戻
されたものの戻りは浅く、この日の安値圏で引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅続落。米国の利下げ着手がこれまで予想されているよりも遅い時期
になるとの観測が強まるなか引けにかけて値位置を切り下げる右肩下がりの足取りを展
開。1万0675ドルに達したところで下げ渋る動きも見られたが、この水準を割り込
んだ後は戻り売りを浴びながら値位置を落とす展開となった。金や原油、欧米株式市場
など外部市場の軟調な足取りが弱材料視されるなか、引け間際に1万0363ドルと今
月17日以来の水準まで軟化し、400ドルを超える下げ幅を記録してこの日の安値圏
で取引を終えた。

◎NY原油=続落、米原油在庫の増加やFOMC議事録が重し
 ニューヨーク原油の期近は続落。
 高水準の米政策金利が継続し、物価高や金利高が消費を圧迫することによる石油需要
の下振れが警戒された。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録によると、政策金
利を高水準でより長期に維持することが望ましいとの認識で当局者が一致したほか、正
当化されるならば追加引き締めにも前向きであると様々な当局者が言及するなど、タカ
派寄りの内容だった。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が増加したこと
も重し。ただ、製油所稼働率は91.7%まで上昇し、1月以来の高水準となったほ
か、ガソリン需要は日量931万5000バレルまで増加し今年の最高水準を塗り替え
た。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落。米国の需要下振れ懸念が重し。
◎シカゴ大豆・コーン=総じて上昇、コーンは米産地の天候不良で期近が堅調
 大豆は期近から上昇。終値の前日比は0.25〜11.00セント高。中心限月の7
月限は前日比11セント高の1247.25セント。
 ブラジルの洪水を受けた供給不安や米国の荒天による生育不良に対する警戒感が買い
を支援した。ブラジルの供給不安は中国の需要が米国産へシフトする可能性を高めると
の見方を強めたことも価格を押し上げる要因となった。7月限はこの日の上昇で前日の
下落を概ね相殺した。
 コーンは総じて上昇。
 米産地では降雨が続くと予想されるなか、作付作業が鈍化するリスクが意識された。
一方、シカゴ小麦が高値警戒感から反落に転じたことが重石となったことが上値抑制要
因となるなど強弱材料が入り混じるなか、期先の一部限月はマイナスサイドで終了。
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