短期的にドル円を下落に導く本当のリスクは、来週のFOMCで発表される委員の金利見通し(ドットプロット)にあるという。3月FOMCのドットプロットが発表されて以降の経済指標や最近のFOMC委員の発言を考慮すると、次回のドットプロットでの中央値は、年内3回の利下げ示唆から1回か2回へと動く公算が大きい。 ただ、今年はまだ7カ月間も残りがあることから、ここでFRBは焦る必要もなく、現時点で過度にタカ派よりに姿勢を打ち出す必要もない。従って年内2回の利下げを示唆する可能性は十分にある。市場は利下げに飛び付く姿勢をこれまでにも示しており、それが米国債利回りとドルを押し下げてきた。現在、短期金融市場が織り込む年内の利下げ幅は0.35%ポイントだが、ドットプロットが2回の利下げを示唆するなら、市場がハト派な印象を強める余地は大きいという。 USD/JPY 156.22 EUR/USD 1.0897 GBP/USD 1.2797 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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