海外市況サマリー(3日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,369.3   +23.5  シカゴ大豆  2024/ 7 1,184.50  -20.50
NY銀     2024/ 7 3,078.4   +34.4  シカゴコーン 2024/ 7   443.00   -2.75
NYプラ    2024/ 7 1,022.8   -19.2  NY原油   2024/ 7    74.22   -2.77
NYパラ    2024/ 9  926.70  +13.80  ドル・円               156.20   -1.12
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は156.20円台で推移
 NY為替市場はドル売りが強まり、ドル円は一時155円台に下落した。5月のIS
M製造業景気指数が予想を下回ったことを受けてドル売りが強まった。ドル円は21日
線を下回っており、4日以降の動きが注目される。
 指数は48.7と2カ月連続で低下し、判断基準の50からさらに下振れている。米
地区連銀指数やS&Pが発表する米製造業PMIからは、強めの内容も期待されていた
が、想定外の結果に敏感に反応している模様。新規受注、生産が低下したほか、仕入価
格が急低下しており、インフレ鈍化を示唆する内容となっている。なお、雇用は前回か
ら上昇し50を回復していた。
 今週は週末の米雇用統計を始め、重要指標の発表が目白押しとなる。一方、来週にF
OMCが予定されているが、FOMC委員はFOMC明けまで発言を控えるブラックア
ウト期間に入っており、タカ派な発言は聞こえて来ない。一部には、今月発表の5月分
の米経済指標はインフレ鈍化への期待を示唆する弱めの内容になるのではとの見方も出
ているようだ。
◎NY貴金属=総じて反発、米ISM製造業景気指数の低下が支援
 ニューヨーク金、銀は反発。
 金8月限は反発。時間外取引では、ドル安が支援要因になったが、米金融当局者の高
金利維持の発言を受けて戻りを売られた。欧州時間に入ると、ドル高一服を受けて下げ
一服となった。日中取引では、米ISM製造業景気指数の低下やドル安を受けて買い優
勢となった。
 銀7月限は、欧州時間からのドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは反発。
 プラチナ7月限は反落。時間外取引では、ドル安が支援要因になったが、米金融当局
者の高金利維持の発言や金反落を受けて戻りを売られた。日中取引では、ドル安となっ
たが、手じまい売りなどが出て軟調となった。
 パラジウム9月限は反発。欧州時間からのドル安や他の貴金属の堅調を受けて買い優
勢となった。
◎LME=アルミ・銅は反発、銅はドル安で上げ幅を拡大し3ケタ高
 アルミ3カ月物は小反発。続落後で売り警戒から買い戻しが先行し、2662.50
ドルで小高く取引を開始。中国経済への不安感から2637.5ドルまで値を落とす動
きも見られたが、ドルが売られたことで買い戻されてプラスサイドに浮上。しばらく
2675ドルを抵抗線とする足取りとなったが、2675ドルを突破したことで買い戻
す動きが広がり2691ドルの高値に到達。米株式市場の頭重い足取りを受けて高値か
らは値を落としたものの、2660ドル割れには抵抗を見せ、プラスサイドを維持して
取引を終えた。
 銅3カ月物は大幅反発。1万0112ドルで小反発で寄り付いた後、中国の景気先行
き不安が重石となるなか、しばらくは1万0160ドルを上値抵抗線とした足取りが続
いていたが、アジア株高が下支えとなったうえ、米国の時間帯を迎えるとこれまでの下
落の後の修正のための買い戻しや、ドル安を背景に1万0202.50ドルまで上げ幅
を拡大した。高値付近では転売が入りながらも終盤は1万0140ドル台を中心とする
高もちあいにシフトし、3ケタの上げ幅を記録して終了。

◎NY原油=大幅続落、OPECプラスの増産見通しで
 ニューヨーク原油の期近は大幅続落。
 週末の閣僚会合で石油輸出国機構(OPEC)プラスが年内までの予定だった日量
366万バレル規模の協調減産を来年末まで延長することで合意した一方、一部の産油
国が実施している日量220万バレル規模の自主減産については7−9月期まで延長す
るものの、需給バランスを見据えつつ、10月以降は自主減産の幅を縮小すると発表さ
れたことが重しとなった。物価の上振れリスクが意識されており、米利下げ開始時期が
不透明ななかで、5月の米ISM製造業景気指数が48.7まで低下し、景気悪化懸念
が強まったことも圧迫要因。
 改質ガソリンは反落、ヒーティングオイルの期近は続落。原油相場の急落が重し。
◎シカゴ大豆・コーン=続落、弱気なチャート面や米産地の作付進行観測などで
 大豆は大幅続落。
 チャート面の悪化に伴い弱気なセンチメントが支配的となるなか、週間輸出検証高は
引き続き低迷したうえ米国産地での作付は順調との見方が加わったことで売り優勢で運
ばれた。下値支持線となっていた1200セントを割り込んだことで手じまい売りと見
られる売りが膨らんだこともあって下げ幅が大きくなった。
 コーンは続落。
 週間輸出検証高の増加も支援材料視されず、引き続き弱気のセンチメントが優勢とな
るなかで頭重く推移。米産地での作付は前年、平年に遅れを見せているものの5月中に
ほぼ終了した可能性が高い、との見方も重石となった。
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