シカゴコーン市況=続落、チャート面の弱さや米産地の作付進行観測で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2024/07    445.75      449.00      439.00      443.50      - 2.75
  2024/09    453.00      456.50      447.00      449.25      - 4.75
  2024/12    467.25      469.75      460.75      462.75      - 4.25
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       525,725         317,565        1,598,742 (+ 19,401)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(5月30日までの週)
 コーン:137万4391トン(前週改定値:113万0328トン)
 小 麦: 41万6010トン(前週改定値: 39万8904トン)
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*米農務省発表の週間コーン作付け進度報告(6月2日までの週)
 コーン:作付け:91%(前週83%、前年95%、平年89%)
     発 芽:74%(前週58%、前年81%、平年73%)
     「良」以上:75%(前週 −、前年64%)
     「劣」以下: 4%(前週 −、前年 6%)
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*米気象庁発表の6−10日予報(6月9日−6月13日)
 コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは続落。終値の前日比は4.75〜1.50セント安。中心限月の7月限は
2.75セント安の443.50セント。

 週間輸出検証高の増加も支援材料視されず、引き続き弱気のセンチメントが優勢とな
るなかで頭重く推移。米産地での作付は前年、平年に遅れを見せているものの5月中に
ほぼ終了した可能性が高い、との見方も重石となった。
 シカゴコーン7月限は445.75セントで取引を開始。アジアの時間帯にジリ安と
なった後、欧州の時間帯に盛返しシカゴの時間帯を迎える頃には449セントの高値ま
で浮上したが、米産地の作付進展観測や大豆の軟調な足取りが手掛かりとなって崩れ、
439セントの安値まで値を落とした。一時440セントを割り込んだがものの、買い
戻す動きが広がり、安値を離れ、443セント台で引けた。
 米農務省(USDA)が発表した5月30日までの週のコーン週間輸出検証高は
137万4391トンで前週改定値の113万0328トンを上回った。今年度の累計
は3774万1401トンで前年同期の2993万3640トンを約26%上回ってい
る。
 USDAによると6月2日時点のコーン作付進捗率は91%で前年の95%には届か
なかったが平年の89%を上回り終了に近づいた。これまで作付遅れが目立っていた
イリノイ州、インディアナ州、アイオワ州、ミズーリ州、ネブラスカ州での作付率も
ほぼ平年並まで上昇。一方、同日時点の発芽率は74%で前年の81%は下回ったが、
平年の73%を上回った。
 作柄は良以上が75%で豊作の目安となる70%を上回る好スタートとなった。
 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。

 コーンベルトでは五大湖周辺北部から南西部にかけての地域で散発的な降雨が発生。
一方のコーンベルト東部では暖かななか降雨の発生はなくコーン及び大豆の作付及び冬
小麦の生育が進行中。
 全国的に低気圧が広がっているが、4日までには中部に寒冷前線が広がる見込み。こ
の寒冷前線は6日までには大西洋沿岸部に達するだろう。また、五大湖周辺地域では
数日にわたって気温が低下するなか降雨が発生する見込み。米東部の雨量は25〜75
ミリに達する見通しとなっている。6日間予報に関しては6月8〜12日にかけて全国
的に気温は平年を上回るが、中西部およびプレーンズ東部を含む周辺地域では平年以下
まで低下する見込み。一方の雨量は中西部北部にかけての地域では平年以下に留まるだ
ろう。

 シカゴ小麦は続落。ロシアからの供給不安を手掛かりにした急伸後の修正安を継続
し、売り優勢で運ばれた。期近7月限は、前週末の高値を上回る697.75セントま
で値を伸ばす場面も見られたが、大豆、コーンの軟調な足取りが重石となって値を落と
し、中心限月の7月限は前日比5.75セント安の672.75セントで終了。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り
 プレーンズでは太平洋側から低気圧が近づくなか、プレーンズ中部では雷雨が発生。
また、モンタナ州では降雨および強風が発生。この数週間、プレーンズでは降雨が続い
ており、乾燥状態が緩和に向かい冬小麦の生育などに良い影響を与えている。なお、コ
ロラド州南東部、オクラホマ州北西部、カンザス州西部および中部で乾燥が続いてい
る。

 米国南部では暖かななか湿度が高い状況。散発的な降雨も影響し農作業は遅延気味
となっている。

今日の材料
・コーンベルトでは五大湖周辺北部から南西部にかけての地域で散発的な降雨が発生。
・コーンベルト東部では暖かななか降雨の発生はなくコーン及び大豆の作付及び
 冬小麦の生育が進行中。
・五大湖周辺地域では数日にわたって気温が低下するなか降雨が発生する見込み。
・5月30日までの週のコーン週間輸出検証高は137万4391トンで前週改定値
 の113万0328トンを上回る。
・6月2日時点のコーン作付進捗率は91%で前年の95%には届かなかったが平年
 の89%を上回り終了に近づく。
・6月2日時点のコーン発芽率は74%で前年の81%は下回ったが、平年の73%
 を上回る。

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