貴金属は、金が小幅高で寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢 となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は7.74ドル高の 2322.52ドル、銀が18セント高の2959セント、プラチナが1.61ドル安 の957.79ドル、パラジウムは7.68ドル高の902.95ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=156.79/81円で、前営業日の 大引け時点から0.45円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が1万1734円前後、銀は147.9円前後、プラチナ は4855円前後、パラジウムは4600円前後。 【NY金は予想以下の米CPIもFOMCで上げ一服】 金はきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)を受けて買い優 勢となったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)で年1回の利下げ見通しが示された ことを受けて上げ一服となった。 金は予想以下の米消費者物価指数(CPI)が支援要因になった。5月の米CPIは 前年比3.3%上昇し、市場予想の3.4%上昇を下回った。ただ米連邦公開市場委員 会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25〜5.50 %に据え置いた。最新の金利・経済見通しでは年1回の利下げが見込まれた。パウエル 米連邦準備理事会(FRB)議長は、このところの月次データは「幾分か緩和した」も のの、インフレ率が2%に向けて持続的に低下するという「一段と大きな確信」を得る には十分ではないと述べた。 銀はきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)や金堅調を受け て買い優勢となった。 【プラチナは予想以下の米CPIが支援】 プラチナはきのうの海外市場では、予想以下の米消費者物価指数(CPI)や金堅調 を受けて買い優勢となった。 プラチナは予想以下の米消費者物価指数(CPI)や金堅調が支援要因になった。5 月の米CPIが事前予想を下回った。上海プラチナの出来高が増加し、中国勢の安値拾 いの買いが続いていることも下支え要因である。ただ米連邦公開市場委員会(FOM C)で年1回の利下げ見通しが示され、ドル安が一服したことは上値を抑える要因であ る。 <今日の予定> ・金融政策決定会合(日本銀行、14日まで) ・ユーロ圏鉱工業生産 2024年4月(EUROSTAT) ・米新規失業保険申請件数(労働省) ・米生産者物価指数 2024年5月(労働省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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