[本日の見通し]ゴム=軟調、上海ゴムの戻りが鈍い

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、軟調な展開となりそうだ。寄り付き直後は、上海夜間が小
幅高となったことから、小じっかりと推移する限月が目立ったが、その後は前日の反発
を受けて、戻りを売られる格好となっている。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢となりそうだ。活発限月の11月限は、
7日に大陽線を付け、10日には360.9円まで上昇したが、同日から下落を開始し
た。10日の日足はほぼ十字線、11日は大陰線となった。前日は戻したものの、今日
は戻り売りを浴びており、チャート的には、目先天井を付けた格好となっている。今日
は、節目の340円に接近するか注目したい。
 また、上海ゴムも目先天井を付けた可能性がある。中心限月の9月限は、11日に1
万6110元まで上昇し、一代高値を更新したが、その後は下落し、12日には1万5
370元まで下落する場面があった。同水準では支持されたものの、戻りも鈍い。日中
取引で再度売られ、節目の1万5500元を再度割り込むと売りが加速しそうだ。、
 午前9時41分時点の円相場は1ドル=156.76円付近で推移している。

 午前9時41時点のゴムRSS3号活発限月の11月限は同2.7円安の348.5
円。今日の日中、予想される9月限のレンジ408.0〜352.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号11月限の予想レンジは330.0〜360.0円。
テクニカルからの下値支持線は340.0円(節目)、上値抵抗線は355.0円(節
目)。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。