【場況】 金は続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、上げ一服と なったが、ドル建て現物相場の堅調を受けて押し目を買われた。銀の商いは成立しなか った。 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が36〜47円高、金ミニが7.0円安 〜40.5円高、ゴールドスポットが189円高、銀が出来ず。 午前11時2分現在の出来高は、金が2万0141枚、金ミニが4987枚、ゴール ドスポットが5553枚、銀が0枚。 【NY金は予想以下の米小売売上高が支援】 金は予想以下の米小売売上高が支援要因になった。5月の米小売売上高は前月比 0.1%増と、市場予想の0.3%増を下回った。4月分は下方改定され、第2四半期 入り後も経済活動が低調だった可能性を示唆。ドル安に振れ、金の支援要因になった。 一方、米鉱工業生産指数は、製造業の生産指数が前月比0.9%上昇と予想の0.3% 上昇を上回った。過去2カ月の落ち込みの全てを取り戻したが、金利上昇と需要の冷え 込みにより、勢いが持続する可能性は低いとみられる。 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、米連邦準備理事会(FRB)による利下 げ支持を検討する前にさらに数カ月分の経済データを分析する必要があると述べた。米 ボストン地区連銀のコリンズ総裁は、このところのインフレ指標で物価上昇圧力が後退 しつつある可能性が示されていることに一喜一憂してはならないと警告した。クーグラ ー米FRB理事は、インフレ低下の兆しが出ているとの認識を示し、インフレ率は現時 点でなお高すぎるものの、経済情勢が「正しい方向」に進み続ける限り、年内の利下げ 開始が適切になると述べた。米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は、米FRBはイ ンフレ低下、需要緩和、供給拡大が「数カ月、または数四半期」にわたって続いたと確 認してから利下げに踏み切るべきとの考えを示した。 金先限は夜間取引で1万1850円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因になっ た。円相場は1ドル=157円台後半で推移した。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、予想以下の米小売売上 高を受けて押し目を買われた。アジア市場は、朝方の2328.78ドルから、上げ一 服となったが、ドル高一服を受けて押し目を買われた。 午前11時現在、2330.05ドルで推移。銀は2949セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2320.16ドル、銀が2936セント。 MINKABU PRESS
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