ゴム午前=総じて反落、日中取引の上海ゴムの軟化を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて反落。序盤は、上海夜間が堅調な展開となったことに加
え、ドル・円が一時1ドル=159円台前半の円安に振れたことを受けて、買いが先行
した。だが、中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下落したことから、売りが優勢とな
り、総じてマイナスサイドに沈んでいる。TSR20は出来ず。

 午前11時45分現在のRSS3号は前営業日比2.6円安〜変わらず。活発限月の
11月限は同1.8円高の328.7円、期先25年5月限は出来ず、推定出来高は
553枚(前日夜間取引含む)。

【11月限は38.2%戻しが終了か】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、日中取引の上海ゴムが軟化したことを背景に売
りが先行している。活発限月の11月限は、一時337.5円まで上昇したが、その
後、戻り売りを浴び、328円台に下落した。
 テクニカル的には、6月10日から19日までの下落の38.2%戻しが338円台
であり、38.2%戻しで、戻り終了となった。今後は、19日の安値323.8円を
試す可能性が高そうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は総じて売りが先行してお
り、3.2セント安〜0.5セント高。

 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比105元安の1万4960元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。