ゴム午前=上昇、ただし日中取引の上海ゴムの軟化から上げ幅は縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、上昇。序盤は、上海夜間は小動きとなったものの、ドル円が1ド
ル=159円台後半の円安に振れたことを受けて、買いが優勢となった。だが、中盤に
入ると、日中取引の上海ゴムが軟化したことを受けて、売りがやや優勢となり、一時マ
イナスサイドに振れる限月もあった。TSR20は出来ず。

 午前11時25分現在のRSS3号は前営業日比0.3〜1.7円高。活発限月の
11月限は同0.3円高の327.8円、期先25年5月限は出来ず、推定出来高は
1028枚(前日夜間取引含む)。

【11月限は320円割れを試すか】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じて上昇となっている。活発限月の11月限
は、一時330.1円まで上昇したが、その後、戻り売りを浴び、326円台まで下落
する場面があった。
 テクニカル的には、6月10日から19日までの下落の38.2%戻しが338円台
であり、21日に同水準で戻りを叩かれた。直近の戻り場面が終了した可能性がある。
目先、19日の安値323.8円を目指すとみる。同水準も下抜くようなら、節目の
320円を試すことになる。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は総じて売りが優勢となって
おり、0.9セント安〜0.2セント高。

 上海ゴムは軟調。午前10時55分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比65元安の1万4935元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。