ゴム午前=反落、上海ゴムは日中取引で一段安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、反落。寄り付きは、上海夜間の急反落を受けて、売りが先行し
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段安となったことから、下げ幅を拡大させ
る限月が目立っている。TSR20は出来ず。

 午前11時49分現在のRSS3号は前営業日比6.4〜2.7円高。活発限月の
12月限は同5.9円安の329.6円、期先25年6月限は出来ず、推定出来高は
365枚(前日夜間取引含む)。

【12月限は6月19日の安値324.8円が視野に入る】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海ゴムの急反落を受けて、売りが先行してい
る。活発限月の12月限は、節目の330円を割り込み、一時329.1円まで下落し
た。チャート的には6月19日の安値324.8円が視野に入ってきた。同水準を割り
込むと、320円の攻防になる。
 産地相場は、依然として軟調な展開が続いている。昨日は産地相場が下落しているに
もかかわらず、上海ゴムやJPXゴムRSS3号は急騰したが、産地相場が付いてこな
かったことから戻り売りを浴びる結果となっている。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は売りが先行しており、
4.2〜3.1セント安。

 上海ゴムは下落。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営業日
比315元安の1万4950元で推移している。

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