NY原油市況=小反発、ヒズボラとイスラエルの全面戦争を想定

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/08     80.72       81.63       80.18       80.90        + 0.07
  2024/09     79.97       80.85       79.50       80.19        + 0.12
  2024/10     79.21       80.09       78.80       79.48        + 0.16
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              722,793             1,673,424    ( - 10,369)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/07     253.75    + 2.81
                            2024/08     255.30    + 2.66
         改質ガソリン       2024/07     254.46    + 2.99
                            2024/08     252.45    + 2.67
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は小反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が
0.07〜0.12ドル高。その他の限月は0.16〜0.35ドル高。
 レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの全面戦争が警戒されるな
かでしっかりと推移した。イスラエル軍はレバノンとの国境付近である北部に部隊を集
結させている。一方、イラン革命防衛隊が公開した映像によると、レバノンにも地下ト
ンネルが存在するもよう。イランが支援するヒズボラと、米軍が支援するイスラエル軍
の交戦が激化した場合の見通しは不透明。
 弱気な反応は限定的だったが、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報では原
油やガソリンの在庫が増加した。今月95.0%まで上昇した製油所稼働率は2週連続
で低下し92.2%となった。ガソリン供給の拡大に需要が追いついておらず、ガソリ
ン在庫は3月以来の高水準を更新。ガソリン消費は前年割れ水準で伸び悩んでいる。
 時間外取引で8月限は81.63ドルまで強含んだが買いは続かず、通常取引開始に
向けて軟化。通常取引が始まると一時80.18ドルまで下げた。ただ、売りに傾くこ
ともなく、その後は前日終値付近で推移した。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。EIA週報でガソリ
ン需要は伸び悩んでいるが、改質ガソリンは堅調に推移した。ガソリン需要の4週間移
動平均は日量908万5000バレルまで減少。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30
原油 +359.1万(4億6070万)
ガソリン +265.4万(2億3389万)
留出油  −37.7万(1億2126万)
(クッシング地区)
原油 −22.6万(3390万)
*()は在庫総量
今日の材料
・北朝鮮がロシアへ早ければ来月にも派兵すると米国は主張=米ポリティコ
・ボリビアで軍事クーデターが発生
・米原油在庫の市場予想は前週比300万バレル減
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比91万4000バレル増
・ガソリン在庫は同384万3000バレル増
・留出油在庫は同117万8000バレル減
・クッシング原油在庫は同35万バレル減
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