海外市況サマリー(26日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2024/ 8 2,313.2  - 17.6  シカゴ大豆  2024/11 1,107.00  - 4.50
NY銀     2024/ 7 2,893.0  +  6.2  シカゴコーン 2024/12   436.50  - 6.50
NYプラ    2024/ 7 1,023.4  + 37.0  NY原油   2024/ 8    80.90   +0.07
NYパラ    2024/ 9  925.20  -11.00  ドル・円               160.81   +1.13
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は160.80円台まで上伸
 NY為替市場でドル円は上値追いが加速し、160.80円台まで上げ幅を拡大し
た。円安のほかドル高の動きもドル円を押し上げた。ポイントとして意識された160
円を突破し、財務省が春の大型連休時に介入を実施した160円台前半の水準も突破し
たことから、ストップロスを巻き込んで買いが加速した模様。
 NY時間に入って神田財務官の発言が伝わり「過度な変動があれば適切な対応取る」
と述べていた。「足元の動きは急激」との認識も示していた。ドル円も発言が伝わった
瞬間は売りの反応が見られたものの、直ぐに切り返す展開となった。
 FRBの利下げ開始が遠のく中、ドル指数は昨年11月以来の高値水準に上昇。FR
Bの長期に渡る高金利の姿勢で、他の主要国との金利差に大きな開きを残しており、ド
ルは年初来の高値に上昇している。
 財務省の介入警戒感が高まりそうな水準に入ってきたが、市場では163円程度まで
はないのではとの見方も出ているようだ。神田財務官の発言とは裏腹に円安のスピード
は前回の介入時ほどは高まっていない。米財務省の監視対象に再び入る中、介入のハー
ドルは高いとも見られているようだ。少なくとも金曜日のPCEデフレータへの反応は
確認したいところではある。
◎NY貴金属==金が続落、米国債の利回り上昇が圧迫
 ニューヨーク金は続落、銀は反発。
 金8月限は続落。時間外取引では、ドル高一服が下支えとなったが、戻りは売られて
軟調となった。欧州時間に入ると、ドル高を受けて売り優勢となった。日中取引では、
米国債の利回り上昇を受けて軟調となった。米新築一戸建て住宅販売が減少したが、反
応は限られた。
 銀9月限は、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢となったが、買い戻され
て下げ一服となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。。
 プラチナ10月限は反発。時間外取引では、押し目を買われて堅調となった。欧州時
間に入ると、買い戻されて上値を伸ばした。日中取引では、米国債の利回り上昇に上値
を抑えられたが、米新築一戸建て住宅販売の減少を受けて押し目を買われると、テクニ
カル要因の買いが入って上値を伸ばした。
 パラジウム9月限は、欧州時間に買い戻されたが、米国債の利回り上昇などを受けて
戻りを売られた。
◎LME=アルミが小反発、銅・ニッケルはドル高や欧州株安で続落
 アルミ3カ月物は小反発。売り警戒感から買い優勢となり、小幅高。前日終値と同値
の2496ドルで取引を開始した後は中国の景気先行き不透明感を手掛かりにした売り
が出て値位置を落とし2482ドルを記録した。その後、アジア株高を受けて買い戻す
動きが広がって2500ドル台を回復。戻り売りを消化しながら値位置を切り上げる動
きが終盤まで続き、一時は2516ドルの高値を記録した。高値からは値を落としたも
のの、堅調地合いを維持して取引を終えた。
 銅3カ月物は続落。これまでの軟調な流れを引き継ぎ、9550ドルで小安く取引を
開始。引き続き中国の景気先行き不透明感から上値を抑制される足取りが続いたが、ア
ジア株高を受けて買い戻され9616.50ドルまで浮上。その後、9550ドルを支
持線とする底堅さを見せた。ただ、欧州の時間帯を迎えてからのドル高の動きや欧州株
安が重石となった。一時9600ドルを回復したが、戻り売りで9550ドルの節目を
割り込むと、手じまい売りが膨らみ、4月18日以来の安値となる9508ドルまで下
落。安値からは買い戻されたが、軟調地合いを払拭できずに取引を終了。

◎NY原油=小反発、ヒズボラとイスラエルの全面戦争を想定
 ニューヨーク原油の期近は小反発。
 レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの全面戦争が警戒されるな
かでしっかりと推移した。イスラエル軍はレバノンとの国境付近である北部に部隊を集
結させている。一方、イラン革命防衛隊が公開した映像によると、レバノンにも地下ト
ンネルが存在するもよう。イランが支援するヒズボラとイスラエル軍の交戦が激化した
場合の見通しは不透明。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報では原油やガソ
リンの在庫が増加したが、反応は限定的だった。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反発。EIA週報でガソリ
ン需要は伸び悩んでいるが、改質ガソリンは堅調に推移した。
◎シカゴ大豆・コーン=共に続落、米産地の作柄環境改善や玉整理などで
 大豆は揃って続落。
 寒冷前線の到来を受けて米産地で気温が低下し降雨が発生すると予想されていること
で作柄環境の改善が見込まれているうえ、ドル高傾向が米国の輸出の重石になるとの懸
念から売り優勢で運ばれた。今週末に発表される米農務省(USDA)の四半期在庫報
告及び作付面積報告を前に玉整理の動きが強まったことも重石となった。
 コーンは軒並み続落。
 米産地での気温低下と降雨を受けた生育環境改善見通しやドル高傾向が弱材料となっ
た。今週末に発表されるUSDAの四半期在庫報告と作付面積報告を控えて玉整理の動
きが広がったことも価格を下押す要因となった。12月限は前日の安値を更新し、同限
月としては21年9月8日以来の水準まで値を落とした。
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