シカゴコーン市況=続落、米産地の気温低下観測やUSDA報告前の玉整理で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/07    425.00      430.00      418.75      420.00      - 5.50
   2024/09    431.50      436.00      424.25      425.50      - 6.25
   2024/12    441.75      447.00      435.50      436.50      - 6.50
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物       684,801        532,903        1,519,023 (- 10,352)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米エネルギー省発表の週間エタノール統計(6月21日までの週)
 生産量:日量104万3000バレル (前週比 1万4000バレル減)
 在 庫: 2342万3000バレル (前週比19万4000バレル減)
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*米気象庁発表の6−10日予報(7月2日−7月6日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。
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 コーンは軒並み続落。終値の前日比は6.50〜3.00セント安。中心限月の12
月限は6.50セント安の436.50セント。

 米産地での気温低下と降雨を受けた生育環境改善見通しやドル高傾向が弱材料となっ
た。今週末に発表されるUSDAの四半期在庫報告と作付面積報告を控えて玉整理の動
きが広がったことも価格を下押す要因となった。12月限は前日の安値を更新し、同限
月としては21年9月8日以来の水準まで値を落とした。
 12月限は441.75セントで取引を開始。前日までの下落の後で売り警戒から買
い戻されてプラスサイドに浮上し447セントの高値を付ける場面もあったが、シカゴ
の時間帯には軟化傾向を強めて435.50セントの安値まで下落。安値で買い戻す動
きも乏しく、安値に近い水準で終了。
 米エネルギー省発表の6月21日までの週における1日当たりの平均エタノール生産
量は前週比1万4000バレル減の104万3000バレルだった。一方、6月21日
時点のエタノール在庫は前週比19万4000バレル減の2342万3000バレル
だった。
・28日発表の米農務省米国コーン四半期在庫の事前予想は以下の通り
(単位億Bu、海外主要通信社調べ)。
         予想平均     予想レンジ         23年6月 24年3月
24年6月1日  48.67 46.75−51.13  41.03 83.47
・28日発表の米農務省米国小麦四半期在庫の事前予想は以下の通り
(単位億Bu、海外主要通信社調べ)。
         予想平均     予想レンジ      23年6月  24年3月
24年6月1日  6.82  6.44−6.99   5.70  10.87
・28日の米農務省米国コーン作付面積の事前予想は以下の通り
(単位100万エーカー、海外主要通信社調べ)。
        予想平均     予想レンジ   前回(3月)  前年
24/25 90.269 89−91.2 90.0366 94.641
米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、これまで1週間に渡って降雨が続いていた北東部で降雨の発生が
止み生育に好ましい天気となっている。一方、コーンベルト中部および南部で散発的な
降雨が発生しており気温低下の兆しが強まっている。
 オハイオバレー、北東部などでは強い寒冷前線の影響で26日から27日にかけて局
地的にまとまった雨量または豪雨になるだろう。この寒冷前線の影響で中西部の熱波は
和らぐが、東部および南部での気温低下は一時的で29〜30日にかけて再び最高気温
は32〜38℃まで上昇する見込み。一方プレーンズではメキシコ湾岸及び南西部から
の低気圧の影響で、散発的な降雨が発生する見込み。27日にはまとまった雨が降る可
能性がある。6〜10日間天気については7月1〜5日にかけてプレーンズ全域、中西
部などで気温は平年を上回るだろう。
 シカゴ小麦は小幅まちまち。期近12月限は小幅反発。これまでの下落で5月28日
にかけての上昇場面で記録した上げ幅を相殺したことで下落に対する抵抗が強まり修正
高に転じた。ただ、米産地では一部では乾燥が警戒されながらもプレーンズでの気温低
下観測やドル高傾向が重石となった。28日に発表される米農務省(USDA)の四半
期在庫報告や作付面積報告を前にした玉整理の動きも上値抑制因になり、期近12月限
は前日比0.25セント高の583セントと上値重く引けた。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)
 米プレーンズでは強い寒冷前線の影響で気温が低下しているが、降雨はプレーンズ東
部〜中部に限られている。熱波はテキサス州およびオクラホマ州に限られているが、同
地域の26日の最高気温は38℃前後まで上昇。
 米南部では降雨の発生がないなか気温が上昇し農作業が進行しているが、乾燥に対す
る懸念も高まっている。6月23日時点で表土の土壌水分のうち不足〜やや不足となっ
ている比率はヴァージニア州からジョージア州にかけての地域で80%に達している。
今日の材料
・コーンベルト北東部では1週間に渡って降雨が続いていた北東部で雨が止む。
・コーンベルト中部および南部で散発的な降雨が発生しており気温低下の兆し。
・オハイオバレー、北東部などでは強い寒冷前線の影響で26日から27日にかけて
 局地的にまとまった雨量または豪雨。
・プレーンズではメキシコ湾岸及び南西部からの低気圧の影響で、散発的な降雨が
 発生か。
・米プレーンズでは強い寒冷前線の影響で気温が低下。
・6月21日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比1万
 4000バレル減の104万3000バレル。
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